大切な家族を介護施設に入居させるにあたっては、どんな立地が最適なのかに迷うことも多いでしょう。選ぶときの基準は色々ありますが、駅近の介護施設を考えてみるのもいいかもしれません。
駅近の介護施設の最大の魅力は、交通の利便性の高さから面会に行きやすいことです。そもそも、介護施設を選ぶのに迷うのは、「入居する家族に少しでも安心して過ごしてほしい」という願いがあってのことでしょう。それは自然なことです。
では、入居する人が安心できるために必要なことは何でしょう？それは家族がちょくちょく会いに来てくれることではないでしょうか。
頻繁に面会に訪れるうえでは、立地条件は非常に重要です。郊外の施設だと、どうしても移動時間が長くなってしまいますので、ある程度まとまった時間ができる休日にしか会いに行けないということにもなりかねません。
その点、駅近であれば、仕事帰りにちょっとだけ顔を見に行くということも可能になります。
駅近の介護施設のもう1つのメリットは周辺環境が充実していることです。駅が近いと、その付近では様々なお店や施設も充実しているケースも多いのです。
入居先で使う日用品は、買おうと思っていてもついつい買い忘れたり、買っても持っていくのを忘れたりというケースも少なくありません。それなら、入居先の近くのお店で購入してそのまま持っていけば万事解決です。
また、周辺施設が充実していると、入居者への刺激になる点も見逃せません。家族が入居してから外に散歩もせず、部屋に引きこもりがちになってしまわないか心配になるかもしれませんが、「近くに〇〇ができたらしい」という話題があれば、外出するきっかけにもつながります。